イギリスの児童文学書には、美味しそうな食べ物がよく登場してくると感じています。
中でも『くまのパディントン』に出てきた マーマレードジャムのサンドウィッチは子供の頃にハートをがっしり掴まれて、食べてみたい!と思わずにはいられなかった料理です。
今は違いますが、小学生の当時、我が家では主食はパンの事がほとんどなかったのでマーマレードのジャムを食べた事がなかったんです。
小学生の頃はお小遣いももらっていませんでしたし、どんな味かなぁなんて子供心に夢想しておりました。
しかしある時、両親のどちらかが誰かからマーマレードのジャムをもらってきたんです。
遂にあのマーマレードのサンドウィッチを試すチャンスに恵まれて、なんだかウキウキと心が踊ったものです。
当時、土曜日は給食がなかったので昼食を持って行ったいたのですが、その自作のマーマレードサンドウィッチをお弁当に持っていきました。
少しだけ苦味があると聞いていた前評判とは違っていて、もの凄く甘くて美味しかったです。
こんなに甘いお菓子みたいなものが昼食になるなんておかしな話ですが、バレーボールやバレエや陸上など結構アクティブな活動に参加していたせいかペロリと違和感なく食べれていました。
今となっては、そんな強靭な胃袋が羨ましい…。
体力が有り余っていたのでしょうか。
懐かしくて、久しぶりにマーマレードのサンドウィッチを食べてみました。
甘くて美味しい…。
が、ご飯のお供にはなりそうもない。
やっぱりおやつですかね。