こうも暑いと寝苦しい夜が続きますね。
なかなか寝付けないとシェークスピアの「真夏の夜の夢」を思い出します。
子供の頃に好きだった本の1冊で、児童書版にアレンジしたものを学校の図書室で借りて読んでいた事を思い出しました。
子供の頃は、悪戯好きな妖精パックが起こした手違いで、とある真夏の夜にドタバタ劇が繰り広げられるといった印象がありました。
大人になって、再び読み返してみると人間の気持ちの複雑さや階層の問題など新たな視点を持てたので、昔とはまた違って面白かったです。
結婚式には、ピッタリの演目ですよね。
それで、妖精やニンフなどの幻想的な生き物が好きだったなぁなんて思い返したりしておりました。
そういえば、妖精の好きなお酒をご存知でしょうか。
「アブサン」という薬草のお酒です。
子供の頃には飲めなかったので、大人になった今だからこそのお楽しみは少々嬉しい…。
ただし、アルコール度数がかなり高めなのお酒です。
水で割らないと飲める気がしません。
水で割ると乳白色に色が変わるので、見た目で2度楽しめるお酒でもあります。
アブサンは、エドガー・ドガー作「カフェにて」やフィンセント・ゴッホ作「アブサンのあるカフェテーブル」という作品があったり、ロートレックが考案した「地震」というカクテルがあるぐらい18世紀の画家たちに愛されたお酒です。
でも、もし何処かで妖精に出くわして このお酒を求められても 決して与えてはいけません。
なんでもお酒をあげた人は、行方不明になるらしい。
ちょっと怖い…。