以前は時々、描く事が億劫になる事がありました。
原因を突き詰めてみると描き始めると苦痛なくずっと描けるけれど、始めるのに時間がかかるなと気がついたんです。
それで、２〜３ステップで道具の準備が整えられる環境を作る事にしました。
まずは、画材を入れるものを以前より憧れていたボビーワゴンに変えました。
19歳で初めてみたときから欲しいなと思っていましたが、なかなかいいお値段だったので当時は購入できませんでした。
社会人になって何年も悩んで購入を決めたけれど、画材が沢山入るし、引き出しも押すだけで回転して開くので物が取り出しやすく結果的に凄くいい買い物をしたなと思っています。
プラスチック部分の破損もなく丈夫で、もう10年以上使っていますがまだまだ丈夫で元気に活躍してくれております。
テーブルの左横をボビーワゴンの定位置にして、直ぐ道具が取り出せるようにしてあります。
あの画材使いたいなと思ったらすぐ描ける動線が出来ているので、心理的にも軽やかに描き始める事が出来るのでおすすめです。
あとは、同じ種類の画材は同じ場所にしまっています。
当たり前の事かもしれませんが、探す手間が省けるのも準備が苦痛にならない大事なポイントですね。
また、ばらつきやすい絵の具類は、水彩絵の具はパンカラーを使用してパレットにお気に入りの色をパレットにスタンバイさせています。
アクリル絵の具ならお菓子の空き缶によく使う筆、数本 自分だけの基本カラー、紙パレット、水入れを入れて保管しています。
空き缶の道具セットを持った時に重いと嫌なので、水入れなど小さめな物にして軽量化を図っています。
その時の気分で違う色を使いたいときは、ボビーワゴンにはキャスターが付いているのでくるりと回転させるだけ。
とっても簡単に取り出す出来ますよ。
結局、目の前にペンがあれば使ってしまうのが人情です。
目に見えるところに道具を配置する事が大切ですね。
