多分、世界最古のギフトといえばお花ではないでしょうか。
縄文の遺跡からも死者の周りにお花や植物の痕跡が残っていたなんて話を耳にした事があるくらい。
特にこの時期には、門出を祝ってスイトピーやガーベラなんかがよく送られますよね。
スイトピーは、花びらが蝶のように美しくシフォンのようにふわふわしていて愛らしい花です。
好きな花の1つでもあります。
その花姿が蝶々が飛び立つように見える事から、花言葉は「門出」。
高校の卒業式の時、スイトピーをもらって嬉しかった記憶があります。
また、ガーベラにも「常に前進」や「希望」という花言葉がつけられています。
ガーベラは花持ちもいいので、長く楽しめるのもいいですよね。
どんな花も美しいと感じるのは、なぜだろう。
変わった形の花びらや面白い花もあったりして、でも何故か美しいと感じてしまう。
ちょっと不思議な心理現象だとは思いませんか?
なんとなくそんな思いが頭の隅っこにあって、ある時、ぬくぬくの布団の中でわかった気がしたんです。
光を感じるからだと。
光を感じるのは、水分があるから。
水分を含んでいるものには、大抵 命がある。
命が動いているから美しいんだなと、気がついたんです。
この間まで、緑色の硬い蕾だったチューリップも真っ赤に色付き、枯れていこうとしている。
いつも違った表情を見せてくれ楽しませてくれる。
ただ、そこにいるだけで。
それだけでいい。
そんなものは、世の中にそんなに多くないはず。
お花を貰っても困るよって人は、ジャムの空き瓶でも 使っていないお茶碗でもなんでもいいから、水の張れる物があれば飾れますよ。
もっと雑にやっちゃうと、ビニール袋に水をはって縁日の金魚みたいに飾っても様になると思うんです。
花粉症の人には辛いかも知れませんが、やっぱり生花はいいです。
この時期は特にお花の種類も店頭に増えていき華やぐので、お花を贈りたいですよね。
もちろん、貰っても嬉しい。
気持ちも癒されますし。気分が上がります。