明日は、七夕ですね。
結構な打率で星を見る事が出来ていないのは、やはり旧暦の8月7日に盛り上がってくれという天のお告げでしょうか。
ちなみに私の住む地域は、明日の天気予報は雨になっております。
悪しからず。
とはいえ、一応書をしたためる為の紙をドットペンで作って準備だけはしております。(備あれば憂いなし?)
何故、書道かといえば七夕の朝の朝露で書をしたためると字が上手くなるという言い伝えがあるからです。
なかなか字が上手くなる機会は訪れそうにないので、本気で字が上手くなりたい方は日ペンの美子ちゃんのところに教えをこうた方が早いと思います。
しかし、ドットペンはいいですね。
点描画も簡単に出来るので。
人間の眼球って面白くて、物質の細かい部分は自動補正して見易くしてくれるんです。
だから、点描で青と黄色を交互に描くと緑に見えたりします。
一般的には、絵具を混ぜれば混ぜる程色が濁っていきますが、点描画なら絵具が濁る心配がありません。
発色の良い色味を追求していくと点描画に行き着くのかも知れません。
そう思うと純粋な色の芸術とも言えます。
代表的な作家は、ジョルジュ・スーラやポール・シニャックが挙げられます。
意外なところでは、リバティプリントも遠くで見ると無地に、近づくと実は花柄等の模様に見えるように作られていると聞いた事があります。
これも点描画と同じ効果ですね。
面白い大発明ではないでしょうか。
もうそろそろ点描画を描いてみてもいい気分になってきませんか?
是非是非、心の向くままに楽しんでもらいたいです。
そこで、最初に考えなければいけないのはどの程度の描写で描くのかという事を決めなければなりません。
写実的に描こうと思うと沢山点を描かなければならないので心構えが、描き抜くコツかも知れません。
点描画は、点と点の間に空間が出来るので、線が曖昧になり易いです。
なので、点を線に見せるためには小さく沢山の点を描く事が必要になってきます。
可愛い感じにあるいは、ポップに描きたいなら点を大きく描きます。
気分はまさに、ロイ・リキテンスタインといったところでしょうか。
但し、彼の場合はコミックチックにするために輪郭は線で描いているので、半点描画のハイブリットさんですね。
そもそも芸術にルールなんてありませんから、自分なりの点描画というのを発明してみても楽しそうです。
折角の七夕の日なので、例え雨でも室内で点の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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