森アーツセンターギャラリーで現在開催されている、「特別展 アリス〜へんてこりん、へんてこりんな世界」の展示を観に行ってきました。
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皆さまは、夢をよくご覧になられる方ですか?
夢って脈略なく場面や状況が変わるので、実は創作物にするのが大変難しいテーマなのです。
その事を考えると作品として完成された「不思議の国のアリス」は、結構稀有な作品なのかもしれません。
かつて、ウォルト・ディズニーも映画「不思議の国のアリス」は「失敗作だった。」と言ったほど 多くの批判を浴びた作品です。
(但し、1970年代のサイケデリックな気運もあってか、リバイバル上映では再評価されています。)
正直に言えば、子どもの頃は「不思議の国のアリス」は怖かったです。
今回の展示は、1度は観てみたかった 伝説の鳥「ドウドウ」の標本がみれてテンションが上がりました。
子どもの頃想像していたよりも小さかった。
通路も不思議の国のアリスの世界感を崩しことのない仕掛けになっており、歩いていて楽しかったです。
お茶会の席もポップで素敵でした。
白地に水玉のティーセットが可愛い!
久しぶりのシュバンクマイエルの映画「不思議の国のアリス」もみれて懐かしかったです。
シュバンクマイエル「アリス」→
「不思議の国のアリス」は人気がある作品なので展覧会も多く開催されているので、そんなには期待していなかったのですが、絵画や映像、服飾の他に 展示にあまり見かけない標本や地球儀などテーマに沿った展示物もあり、いろいろな方向から作品の世界観を楽しめました。
水曜日だったのですが、閉館時間がいつもより早めで、18時まだだったので急足で見る羽目になったので、事前に閉館時間をお調べしてから行かれる事をお勧めします。