久しぶりに東京都庭園美術館に行ってきました。
古い洋館は何だか落ち着きます。
天井が高くて、室内に差し込む光の感じが部屋の奥まで届かない少し薄暗い感じがしっくりくるのかもしれません。
朝香邸はアール・ヌーヴォー、アール・デコの装飾が隅々までされていて、何度来ても見飽きないです。
只今開催中の展示は、「ルネ・ラリック リミックス 〜時代のインスピレーションをもとめて」展です。
会期は 2021年6月26(土)〜2021年9月5日(日)
コロナ対策で今は予約制になっていました。
ホームページから予約できます。
アール・ヌーヴォー、アール・デコの展示は多いですが、ラリックのみ展示は珍しいかもしれません。
個人的には、乳白色のオパール色のガラスと透明のガラスが混じり合った色合いのものが好きです。
いろんな角度から眺めるとガラスの色が変化していき、ずっと見ていても飽きないですね。
庭園美術館というだけあって、お庭も居心地がいいです。
記憶が定かではないですが、昔は庭園が無料開放されていた時期があったような気がします。
その頃は、よくピクニックをしたり人とおしゃべりしに通っていました。
人も多くて憩いの場といった感じでした。
今は、もう解放されていないようです。
人も少なくて、スケッチしている人や休息をしている人、散策している人がチラホラいる程度でした。
建物からみた庭園はこんな感じ。
いつも 展示を見るのに疲れたらここで一休み。
市松模様の床が素敵ですよね。
柱の作りも凝りに凝っています。
凄くまったりした空間です。
展示鑑賞だけでは無くて、建物やお庭などの空間そのものも のんびりした気持ちになれますよ。