(図:現代アート事典参照)
2色で描くのは意外と難しいです。
理由は、図のアンティ・ウォーホルのシルクスクリーン(版画)作品を見てわかる通り色がはっきりしていて主張が強いからです。
電気椅子が描かれいますが、場のおどろおどろしさを色で持っていってる気がしないでしょうか。
なのでツートーン カラーで描く時は、どの色を使って描くかを吟味する事が重要になってくると思います。
(図:混色パーフェクトレシピ1500参照)
色相環が近い色を選ぶと描かれている内容が見えづらくなりますが、落ち着いた雰囲気が出しやすいです。
逆に補色(色相環の対極にある色)を2色選ぶとはっきりと描かれる内容が見えますが、色味がパキッとしてポップで少しキッチュに見えてきます。
これは、もう好みの問題なのですが、 個人的には補色の色をワンテンポずらした色合わせが落ち着くので好きです。
例えば青色の補色はオレンジ色ですが、オレンジ色を黄色にする感じです。
もし、ポップな作品を部屋に迎えるなら、トーンダウンした色調の家具に絵画を主役にして飾るか、全体的にカラフルな感じの部屋にポップなアクセントとして飾るかもしれません。
アート作品はインテリアではないですが、作品と共に生活するのはそんなに悪い事ではないと思います。
なので、どんどん好きな作品を作ったり買ったりして楽しんでみてくださいね。